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グループホーム「ルンビニー」オープン2ヶ月
管理者 相原あや子
グループホーム「ルンビニー」がオープンして2ヶ月が経過しました。
入所者のみなさんはホームでの生活にだんだんと馴染み、それぞれが生活リズムを取り戻し、作り上げています。
私たちスタッフは、入所者たちと昼夜生活を共にしながら、みなさんの生活の場作り支援のための努力を重ねています。
ホームでの生活は一人一人が最も長い時間を過ごす、各自の部屋作りからはじまります。長年親しんだ箪笥や鏡台を持ち込み、連れ合いや家族の写真を飾ります。先立った夫の位牌を飾る人、幼少の頃からのアルバムを持ち込む人・・・
それぞれの人の長年の生活習慣から、起床、就寝、食事などの時間もまちまちです。これまでの生活リズムを踏襲することにより、痴呆症状の進行の遅延ないし改善を図る目的で、入浴を夕食ないし就寝前に行うなどの工夫をしています。
また、一人一人に対して、その好みと残存能力に応じて作業を受け持っていただいています。部屋や廊下の清掃、庭の水撒き、洗濯物の取り入れと整理整頓、食事の準備や盛り付け、食事後の食器洗いや片付けなど、みなさん極めて熱心に嬉々として作業に取り組んでいます。
グループホームでは、一人一人の生活履歴を振り返りながら、一人一人が何らかの役割を果たしながら、自分の生活リズムを形成するため援助を続けてまいります。
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